休職後、復職した人の中には数ヶ月以内に再び休職してしまう人も少なくありません。実際、メンタル不調による休職では再休職率が30〜50%とも言われています。しかし多くの場合、「回復していないから」だけが理由ではありません。復職に失敗する人には、いくつかの共通したパターンがあります。

この記事でわかること

復職に失敗しやすい7つのパターンと、それぞれの具体的な対策を解説します。事前に知っておくことで、再休職のリスクを大幅に減らすことができます。

パターン1:「もう大丈夫」と思って復職する

休職中に「もうそろそろ働けそう」と感じることは自然なことです。しかし、ここには大きな落とし穴があります。

回復の段階状態復職準備
①症状の回復気分が安定、外出できるまだ不十分
②働く力の回復集中力・判断力・ストレス耐性が戻る復職可能

対策:主治医の許可だけでなく、「通勤練習」「模擬業務」などで②の回復を確認してから復職しましょう。

パターン2:生活リズムが戻っていない

復職で一番大切なのは生活リズムです。休職中に昼夜逆転や不規則な食事が続いていると、復職後の体力がもちません。

昼夜逆転のまま復職 → 1週間で体調崩壊
復職2ヶ月前から起床時間を固定 → スムーズに復帰

対策:復職の2〜3ヶ月前から、毎朝同じ時間に起きる練習を始めましょう。

パターン3:復職前と同じ働き方をする

休職前と同じペースで働こうとすると、同じ結果になります。「以前の自分に戻る」のではなく「新しい働き方を作る」という意識が大切です。

対策:復職後は段階的に業務量を増やす「慣らし勤務」を活用しましょう。最初は時短勤務から始め、1〜3ヶ月かけてフルタイムに戻すのが理想です。

パターン4:周囲に休職を隠そうとする

「休職していたことを知られたくない」という気持ちは自然ですが、隠そうとするほどストレスが増します。必要以上に詳しく話す必要はありませんが、上司や一部の同僚には状況を共有しておくことで、配慮を受けやすくなります。

対策:産業医や人事と相談し、どの範囲まで情報を共有するか事前に決めておきましょう。

パターン5:ストレスの原因が解消されていない

パワハラ、過重労働、人間関係の問題など、休職の原因となったストレス要因がそのまま残っている場合、復職しても同じことの繰り返しになります。

対策:復職前に産業医面談で環境調整(部署異動、業務変更など)を依頼しましょう。「復職支援プラン」の作成を会社に求めることも有効です。

パターン6:一人で頑張ろうとする

「もう迷惑をかけたくない」「自分で何とかしなければ」——こうした思いから、復職後に一人で抱え込んでしまう人は少なくありません。しかし、復職後こそサポートが必要な時期です。

対策:主治医の通院を継続する、リワークのフォローアッププログラムを利用する、社内の相談窓口を活用するなど、複数のサポート体制を維持しましょう。

パターン7:「完全に治ってから」を待ちすぎる

逆に、完璧な状態を求めすぎて復職のタイミングを逃してしまうケースもあります。メンタル不調の回復は「一進一退」が普通であり、100%の状態を待っていると、いつまでも復職できません

対策:主治医と相談しながら「70〜80%の回復」を目安に、段階的な復職を計画しましょう。

復職成功のために今できること

主治医と復職時期について具体的に相談する

リワークプログラムで「働く力」を段階的に回復させる

産業医面談で職場環境の調整を依頼する

復職後のフォローアップ体制を事前に確認する

生活リズムを復職2ヶ月前から整え始める

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